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保育士試験の実技対策。ピアノ、造形、言語対策

保育士試験で筆記と実技があります。筆記対策は、多くの参考書がありますが実技はどうやって勉強すればいいのでしょうか。
スクールや学校に通っている方は練習の環境があるかもしれませんが、独学や通信で学んでいるかたにはおいそれと勉強はできないですよね(通信は何時間かカリキュラムが組み込まれていることがありますが)。

実技の試験でのポイントをまとめてみました。

まずは、実技試験は何が行われるか確認してみましょう。

音楽

ピアノの弾き語り

幼児に歌って聞かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いします

評価基準:保育士として必要な歌、伴奏の技術、リズムなど総合的に豊かな表現ができること

ピアノ対策

ポイントは、ピアノを歌や伴奏、リズムを豊かに表現できるかです。よく難しい楽譜を間違わずに弾けるかを考える人がいますが、それよりは鍵盤を見ずに子供たちみて笑顔を崩さず弾けるかです。

そのためには、自分のレベルに合う楽譜を選び、子ども達と一緒に歌える演奏を心がけてください。

言語

3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、下記の1~4のお話のうち一つを選択し、子どもが集中して聴けるようなお話を行う。

評価基準:保育士として必要な基本的な声の出し方、表現上の技術、幼児に対する話し方ができること

子ども20人程度が自分の前にいることを想定し、お話の編集、展開に関して特にきまりはありませんが、3分になるようにまとめてください。

言語対策

言語のポイントは、声の表現や抑揚により、幼児が楽しく聞ける話し方と表現力です。
子どもがどれくらい話に火聴けメレルかと子供が飽きないようにお話をどういう風に話すのかが重要なファクトと言われています。
また、子どもは敏感なため詰まったりすると想像からすぐに抜け出してしまいます。
お話をしっかり覚えておきましょう。

造形

保育の一場面を絵画で表現する

評価基準:保育士として必要な造形表現(情景及び人物等を豊かにイメージした描写や色使いなど)ができること。

表現に関する問題文と条件を試験の当日に提示され、設定された一場面を表現します。

造形対策

造形表現でのポイントは、保育士として必要な「情景、および人物などを豊かにイメージした描写・色使いができる力」という表現力であり、正確な描写ではないことが注意点です。

保育士で働く時に造形で必要な点は、保育園を季節やイベントごとに飾り付けたり、イベントの小道具を作ったり、お便りの挿絵など見てわかりやすく楽しくなれるものを作ることが求められるからです。

絵が得意でない人は、保育の現場に出てくるものをスケッチしたり保育雑誌の挿絵を模写することをお勧めします。

まとめ

実技試験は内容は年によって違いますが、大まかな項目は変わりません。
そのため、試験は何を見ているか、それに合わせた表現はどうすればいいかを考えましょう。

実技試験が不安な方は保育園や幼稚園でのアルバイトやボランティアをして、実際に現場で働いてみるのも手です。
保育士の先輩方が実際に働いている様子をみたり、一緒に行ってみればどこがポイントかを理解できますし、いつのまにか技術も身につくでしょう。

また、最近では動画や楽譜をネットで調べたり、過去のテストの答えなどもまとめているサイトもあるみたいです。(ただし、楽譜が難しかったり、試験のポイントとは違ったりするので周りにいいかどうか相談したり、ポイントとよく照らし合わせましょう)

また、通信講座で実技対策も費用が安価で時間の都合も聞くので考えてみるのもいいかもしれません。

実技試験は、本番は緊張も入るため緊張しても実力を発揮できるように練習と対策をしっかり行いましょう。

参考:保育士の実技試験って??(保育士求人のはぴほいく)