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保育士の勤務時間や残業について

保育士は夢ある仕事、でも辛い現実もある

保育士になりたい夢をもって、やっと現実に保育士免許を取得し働き始めたら、やりがいのある仕事だけれど、辛い仕事でもあることに気が付いたという人も多いようです。
保育士は保護者が保育できない時、お子さんを預かって代わりに保育するという仕事になります。
小さいお子さんが少しずつ自分の事が出来るようになり、成長していく過程をみることができる素敵な仕事です。

しかしお子さんを預かるという責任もある仕事でありながらも給料が低いとか、残業が多く家に仕事を持ち帰ることもしばしばという環境の保育園もあり、勤める施設によって待遇に違いがあるという事もあります。
残業についても、給料についても、施設によって違いがありますが、自分がどのように働きたいのかをよく考えて就職先、転職先を決めるべきです。

勤務時間や残業時間について

保育士の場合、保育園や託児所、学童保育など働き方もいろいろになります。
通常の公立保育園の場合、朝8時くらいから夜18時くらいまで、延長保育があるところは夜まで預かる事もあるようです。
施設によっても違いがありますが、24時間保育を行う特殊な保育施設もあるので、どこに就職するかによって勤務時間にも差が出てきます。

公立、私立でかなりの違いがあり、公立の場合は公務員という立場になるので勤務時間はほぼ、8時間くらいです。
私立の場合には、保育園によって規定が違うので違いも大きくなります。
成果物、イベントの準備などが出来なければ残業となる事も多いです。

私立公立共に、保育園で仕上げられない仕事は家に持ち帰って行うという所が多く、実際に残業が少なくても、実働働く時間を計算すると仕事をしている時間がかなり長いという保育士が多いといわれています。
施設によっても働き方によっても、残業や勤務時間には違いがありますので、転職や就職の際には、実働、どの位の残業があるのかなどを理解しておくことが必要です。

■参考(別サイトへ飛びます)
改正保育制度施行の実態及び保育所の運営管理に関する調査研究報告書

働き方もいろいろ、社員、パート、自分はどう働きたい?

働き方
大学を卒業して保育士として就職するという場合は、社員という肩書で働きたいと人が多いと思います。
でも結婚し、お子さんがいて家族に支障が無いように働くという場合、パートとして働くことを希望される保育士も多いです。

保育士不足が叫ばれている都市部では、正社員もパートも数多く職場がありますが、地方に行くとそれほど多くの職場があるとは限らないといいます。
公立の保育所の場合、退職まで働きたいという人が多く、上が詰まっている状態もあるので、地方に行くと若い世代もパート、アルバイトしか雇用がない事もあるのです。

まずは自分がどのように働きたいのかを考える事、そして、その働き方により近い職場を探すことが求められます。
こうした保育士の職場を紹介してくれる、保育士等に特化した就職転職情報サービスがネット上に沢山ありますので、そういった専門的な就職転職サイトを利用すると安心です。

様々な働き方を提供してくれる多くの保育士雇用の情報が掲載されているサイトを選ぶことで、自分らしく働くことも可能になります。
そういった所で就職先、転職先を探し、保育士としてやりがいをもって働けるようにしていくべきです。

保育士のお給料問題も根強い問題

政府がやっと重い腰を上げましたが、昔から保育士という仕事は、第三者のお子さんを保育するという専門的仕事になるのに、実にお給料が低いといわれていた職業になります。
保育士の仕事は常にお子さんとともにあり、保育という名がついていますが、緊急時などはお子さんを保護、命を守る仕事ともなるのです。
それなのにお給料はかなり低く、公立私立によって違いもありますし、施設による違いもありますが、300万を超えればいいほうでしょ?といわれるくらいのお給料になります。

都市部で手取り15万から16万程度のお給料、これで一人暮らしが出来るかというとかなり困窮した生活になるはずです。
都市部では家賃が地方と比較してかなり高いため、暮らしていくことがもともと厳しいといわれています。

これで都市部の待機児童問題を解決するために保育しになってほしい、保育園を増やしてほしいというのは虫のいい話です。
政府や行政は保育しに対して補助などを行い、待機児童問題を解決するべくやっと動き始めています。
しかしこの問題がしっかりと解決しない限り、保育士の仕事に魅力を持っていても、保育士として働くのは無理・・・と思うため保育士が多くなると思うのです。