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幼稚園教諭の仕事内容、やりがい

幼稚園教諭の仕事はどんな仕事?

保育士の仕事と幼稚園教諭の仕事はいずれも同じ年代、つまり、未就学児を預かるということになりますが、基本的に保育士は保育する仕事、幼稚園教諭は教育する仕事です。
ですが、昨今この違いは曖昧になってきています。
保育園でも教育的なことを行う施設がありますし、幼稚園の中には自由に遊ぶこと、外で駆け回ることが子供の教育となるとしているところもあるからです。

幼稚園教諭と保育士の明確な違いは、取得する資格です。
幼稚園教諭の資格は文部科学省の管轄になり、保育士の場合は厚生労働省です。
教育機関の省庁がおおもとになっている幼稚園教諭と福祉などを統括するこう背負い労働省の管轄ではまったく違います。

最近は各地域に認定保育所が誕生したことでますます保育士と幼稚園教諭のあり方、立ち位置があやふやなものとなっていますが、基本的に幼稚園教諭は未就学児の教育を行う専門家であり、保育士はあくまでも未就学児を保護者に変わり保育するという立ち位置です。
幼稚園教諭も保育士も、お子さんの成長を間近で見る事ができるといううれしさがあり、子供の近くで見つめる事ができるという、やりがいのある仕事になります。

幼稚園教諭の仕事、やりがいは子供たちの成長

転んでも泣かない幼稚園によっては小学校に入ってから困ることがないように年長さんになるといろいろなチャレンジをするところが多いようです。
例えば小学校入学の時に、自分の持ち物に自分で名前を書くことができるようにする、より教育に熱心な幼稚園ではひらがな、数字がかけて九九等もできる子がいます。

幼稚園のカリキュラムについては文部科学省が大枠を定め、こういう教育を行う必要があると指定していますが、そのほかについては独自の教育を施すことも多いのです。
就職する施設によって教育に大変力を入れているところもあれば、野山を駆け回り外部に出ていく学習が多いところもあるのです。

親御さんとしては、幼稚園の見学などをしっかり行い、幼稚園の基本理念を理解し、どんな教育を行ってくれるのか、理解しておくことも重要になります。
リズム感を養う運動、体幹を鍛える運動などを遊びの中で子供たちに自然と養わせるという幼稚園もあるので、入る幼稚園によって、その子供の成長は違うといわれているのです。